コンビニの品出しのやり方|新人スタッフへ指示する時のポイント

コンビニの品出しについて、伝える側と新人スタッフの間で認識がずれる様子を、淡い青灰色のシルエットで表現したイラスト。中央に「コンビニの品出しのやり方」「新人スタッフへの指示する時のポイント」「大切なのは『最初の一回』を一緒にやること」と書かれ、左右に会話する2人のシルエットが描かれている。 コンビニの仕事

コンビニには、品出し、前出し、顔出しといった仕事があります。

品出しは、納品された商品を売場に並べる仕事。

前出しは、棚の奥に入っている商品を手前に出す仕事。

顔出しは、商品名などが書かれている商品の正面を、お客様から見えるようにする仕事です。

この3つは、売場で商品を扱うときにセットで行うことも多い仕事です。

今回は、コンビニの仕事の一つである品出しについて、どんな仕事なのか、また新人スタッフに教える際のポイントを紹介します。

コンビニの品出しのやり方

品出しでは、納品された商品を決められた場所へ並べていきます。

そのときに確認するのが、商品の販売期限(賞味期限ではありません)です。

販売期限の近い商品を手前に、新しく納品された商品を後ろに並べます。

一列の商品を二列にしたり、二列の商品を一列にしたりすることもあります。

このとき、販売期限を確認せずに商品を移動させてしまうと、販売期限の順番がごちゃごちゃになってしまいます。

だから品出しは、納品された商品をただ棚に並べるというだけの仕事とは少し違います。

商品の販売期限を確認しながら、どこに並べるのかを考えて作業する仕事です。

コンビニの品出しで「右から」が伝わらなかった私の失敗

そんな品出しを、新人スタッフにお願いしたときのことです。

同じ商品が2列で出ているときは、販売期限の近い方が右で統一しています。

なので、

「同じ商品を2列で出す時に日付が違うものがあったら、販売期限の近い方を右でお願いします」

と伝えました。

そのスタッフは新人ではありましたが、社会経験のある主婦のスタッフだったので、「手前から」というところまでは、言わなくても分かるだろうと思っていました。

ところが、あとで売場を見てみると、私が思っていた並び方とは違っていました。

右側の列に販売期限の近い商品、左側の列に新しく入った商品が並んでいたんです。

2列のプリンを使って、正しい品出しとNGの並び方を比較したイラスト。正しい並び方は、手前の2個が9月3日、奥の2個が9月4日。NGの並び方は、右列の手前と奥が9月3日、左列の手前と奥が9月4日になっている。

「右手前から」と伝えればよかった

私が伝えたかったのは、販売期限の近い商品を手前にして、その右側から並べることでした。

でも、「販売期限の近い方を右でお願いします」とだけ伝えたため、「手前から」という前提までは伝わっていませんでした。

私が、

「右手前からお願いします」

と言えば、もっと具体的でした。

あるいは、商品のところまで一緒に行って、同じ商品を見ながら一度やってみせてもよかったと思います。

「分かるだろう」と思って、説明を省略してしまったんですね。

新人スタッフへの品出しの指示は、最初の一回が大事

新人スタッフに仕事を教えるとき、何から何まで細かく説明する必要はありません。

その仕事を初めてするなら、まず一度、一緒にやってみる。

実際の商品を見ながら、販売期限をどこで確認するのか、どの商品を手前にするのか、どこから並べるのかを一緒に確認します。

最初の一回は、一緒に商品のところまで行って確認する。

一度やってみれば、次から同じ作業をするときの基準にもなります。

今回の私も、最初に一緒にやっていれば、「販売期限の近い方を右で」という言葉だけで済ませることはなかったと思います。

教える側が「分かるだろう」と省略するのではなく、最初の一回で基準を共有しておく。

なぜコンビニの品出しで販売期限の確認が大切なのか

品出しでは、最初から商品の販売期限を確認しながら作業します。

販売期限の近い商品を手前に、新しく納品された商品を後ろに並べるためです。

そして、販売期限を確認するのは、商品の並び順をそろえるためだけではありません。

販売期限を過ぎた商品がレジに持ち込まれた場合、エラーメッセージが出て販売できない商品があります。

一方で、販売期限を過ぎてもエラーが出ず、そのままレジを通ってしまう商品もあります。

「レジでエラーが出るから大丈夫」とは限りません。

だからこそ、品出しをするときには販売期限を確認することが大切です。

品出しをした人だけが確認して終わりではなく、日々みんなで売場の商品を確認しています。

最初から販売期限を確認しながら並べることで、売場の商品を正しい順番にしておくことにつながります。

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まとめ

コンビニの品出しは、納品された商品を棚に並べるだけではありません。

販売期限を確認し、販売期限の近い商品を手前に、新しく納品された商品を後ろに並べます。商品を移動するときも、販売期限の順番が崩れていないか確認することが大切です。

私が新人スタッフに「販売期限の近い方を右でお願いします」と伝えたときも、私の中では「手前から」という前提がありました。その部分を伝えていなかったため、思っていた並び方とは違う状態になりました。

新人スタッフに仕事を教えるときは、すべてを細かく説明するよりも、最初にどこを確認して、どのように並べるのかを一緒に確認する。自分の中にある「前提」を、相手も分かっていると思わないことが大切だと気づいた出来事でした。

そして、販売期限は品出しをした人だけではなく、みんなで確認する。そうやって、販売期限を確認しながら売場を保つことも、コンビニの品出しでは大切な仕事です。