ブレインダンプの効果とは?忙しい人のための「脳の掃除」

ピンク色の脳のイラストを背景に「考えすぎて疲れる… 思考を整理する ブレインダンプ」と書かれたブログアイキャッチ画像。左上にピンク色の「Palette」ロゴと鎖の装飾。 palette | 暮らしとセルフケア
Clarte
Clarte

毎日毎日、時間に追われてサビ残ばっかり……。部下は、私の教え方が悪いのか自ら動くようにならないし、私の仕事は終わらない。もう、頭パンク寸前かも(泣)

Loup
Loup

うわぁ、頭の中が散らかった部屋みたいになってるね。一度全部外に出してみない?『思考の吐き出し』っていうやつ

紙に書き出すだけでスッキリする
そんな言葉をネットでよく見かけますが、正直なところ「そんなことで変わるわけない」って思いませんか?

私もそうでした。
毎日仕事に追われて、自分の時間なんてほとんどない日々。
「忙しいのに、さらに『書く時間』を作るなんて無理…」と、最初は完全にスルーしていたんです。

でも、あまりのモヤモヤに耐えかねて「ブレインダンプ(思考の吐き出し)」を試してみたら、これが想像以上の効果でした。

今回は、忙しい私が「疑いながら」始めて、実際にどう心が軽くなったのか。仕事の問題は解決していないのに景色が変わって見えた、私の体験談をお話しします。

フリーズ寸前。仕事に追われて「心で舌打ち」してしまう脳の状態

ここ最近、私の頭の中は、常にゴールがどこだかわからない迷路状態でした。

自分の仕事だけでも手一杯なのに、思うように育たない同僚のフォローに入ったり、指示待ちの若いスタッフに指示を出したり。
一応勤務時間は決まっているけれど、結局終わらなくてサービス残業……なんてこともしょっちゅうです。

時間に追われリミットが迫っている時に誰かに話しかけられると、表面上は普通に返事をしていましたが、心の中では舌打ちしていました。
「今!? タイミング悪っ。終わらなくなるぅ〜(泣)」

常に何かに急かされているような感覚は、脳がキャパオーバーを起こしているサイン。この『フリーズ寸前』の状態を放置せず、一度すべて外に出す作業が必要でした。

忙しそうな小さな事務所で、若い女性社員がパソコンに向かって必死にキーボードを打っているイラスト。額には汗がにじみ、頭上には「フリーズ寸前…」と表示されたゲージがあり、限界に近い様子が描かれている。背後では同僚や上司が書類を手に声をかけており、机の上には山積みの書類と「To Do」と書かれた紙、警告マークの表示されたモニターがある。全体として、仕事に追われ強いプレッシャーを感じている状態を表現している16:9の横長イラスト。

1分でも長く寝ていたい。今の私には「毎朝のタスク」が重すぎた理由

そんな時、ネットで「書く習慣」が良いらしいという情報を見かけました。

最初に目に入ったのは、有名な「モーニングページ」というもの。
でも、やり方を見てすぐにガッカリ。
毎朝、起きてすぐにノート3ページ分書く

……いやいや、無理でしょ。
ただでさえ私は、朝は1分でも長く寝ていたいと思うタイプで、子どもや夫を送り出すまでバタバタ動きっぱなし。仕事で疲れてるのに早起きなんてできない。
「忙しいのに、さらに『毎日のタスク』を増やしてどうするの? 逆にストレスだわ」

そう思って、一度はその情報を閉じました。当時の私にとって、朝の貴重な時間を削ってまで「毎日やるべきこと」を増やすのは、自分を追い込む以外の何物でもなかったからです。

「思考の緊急掃除」と割り切る。完璧主義を手放してハードルを下げる

でも、その後にブレインダンプという言葉に出会いました。
調べてみると、どうやらこれは「毎日やらなくていい」「綺麗に書かなくていい」というものでした。

簡単にいうと、頭の中にあるものを全部吐き出す作業。
「ああ、これは『丁寧な記録』じゃなくて、『頭の中の緊急掃除(思考の吐き出し)』なんだ」
そう解釈したら、急にハードルが下がりました。

誰に見せるわけでもないし、「キャパオーバーしそう」と思った時だけやればいい。

この「不定期でもOK」「殴り書きでOK」というルールこそが、私にとっての「緊急掃除」の始まりでした。

「今、この瞬間にやるしかない」。そう決めて、仕事の休憩中に実行へ移したのが最初の一歩でした。

場所を選ばず「裏紙」でOK。職場でもできる思考の吐き出し方

ちょっとした休憩時間。
頭の中が、やらなければいけないことでいっぱいになって、「とにかく書かないと失敗する」と思い、職場の自分のデスクにあった裏紙(メモ用紙)を引っ張り出しました。

周りに人がいるので、バレないように必死です。
文字なんて、後で見たら自分でも読めるか微妙なくらいのなぐり書きでした(笑)。

実際に書き始めてみると、不思議な感覚に襲われました。
スッキリするどころか、「書き漏らしたらダメだ!」という焦りが出てきたんです。

「あの件まだ終わってない」「あっちの指示もしなきゃ」「そういえばあのメールも」
次から次へと溢れ出てくるタスク。
書くスピードが思考に追いつかなくて、必死でペンを動かしました。

「私、仕事だけでこんなにたくさんのことを抱えていたの?」
書きながら、むしろこんなに記憶していた自分の頭の中を褒めてあげたいくらいでした。

「きれいに書こう」なんて思わなくていい。この「焦り」や「必死さ」こそが、脳の奥に溜まったものを吐き出すためのスイッチになるんです。

小さな職場のデスクで、女性社員が裏紙に必死にメモを書きなぐっている16:9の横長イラスト。額に汗を浮かべ、焦った表情でペンを走らせている。机の上には書類や付箋が散らばり、パソコンや電話も置かれている。背後には同僚の姿があり、周囲に人がいる中で急いで書いている緊張感が伝わる構図。頭の中のタスクが次々と溢れ出している様子を、吹き出しや動きのある演出で表現している。

なぜ「書く」だけで脳に余白が生まれるのか。実践して得られた3つの変化

嵐のように書きなぐって、ふぅ……とペンを置いた時。
休憩時間が終わり、仕事に戻る瞬間でしたが、不思議な感覚になりました。

書き出した紙にはタスクが山積みです。現実は何ひとつ解決していません。目の前の仕事も残っています。
それなのに、なぜか謎の「やった感」があったんです(笑)。

例えるなら、「散らかり放題の部屋で、机の上だけ片付けただけで、なぜか部屋全体を綺麗にした気がする」あの感じ。

実際に裏紙1枚に書きなぐってみて、私にはこんな3つの変化が起きました。

  1. 「見えないタスク」の全貌がわかった 「あの件」「あっちの指示」と次々書き出したことで、頭の中だけで抱えていた膨大な仕事量を初めて客観的に把握できた。
  2. 自分を責める気持ちが軽くなった 「できていない」と焦るのではなく、「これだけの量を記憶して回していたのか」と、自分の頑張りを初めて認めることができた。
  3. 脳に「物理的な余白」ができた プレッシャーが紙に移動したことで、フリーズ寸前だった脳が軽くなり、仕事に戻るための「心の切り替え」ができた。

脳の「余白」が仕事へのモヤモヤを消してくれた

その直後から、明らかに私の仕事中での気持ちに変化がありました。

今までなら(今は話しかけないでほしいのに…)とモヤモヤしていた場面でも、
「あ、その件は急ぎじゃないから明日でいいや」
「今週中にここまで終わればOKかな」
と、冷静に割り切れるようになったんです。

自分の頭の中が整理され、余白ができたことで、「自分や相手を責めてしまう思考」から「落ち着いて対応できる思考」へ。

傍から見たら何も変わっていなくても、確かに私の中で仕事に対してのモヤモヤは少なくなりました。

まとめ

ブレインダンプは、意識高い系の習慣じゃなくて、私のような余裕のない人にこそ必要な「頭の中の緊急掃除(思考の吐き出し)」でした。

「書く」だけで仕事量は減りません。
でも、「受け止め方」が変わるから、結果的に仕事がうまく回り出す気がします。

もし今、職場で頭がパンクしそうで「もう無理かも」と思っている人がいたら、ぜひ「頭の中の掃除」だと思って、休憩時間にその辺の裏紙に思うままに書き出してみてください。
その爽快感、一度味わうとクセになるかもしれません。

ペンを持つ気力もない夜は、寝転がったままAIに全部聞いてもらう!私の最終手段です。

でも、「具体的にどう書けばいいの?」「何を書けばいいかわからない」という人もいますよね。

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