仕事のズレを整理するブレインダンプのやり方|裏紙10分の実践法

思考を整理する「ブレインダンプ」を表現したアイキャッチ。中央にピンクの脳と大きなタイトル、左下にノートとペン、右下に「実践編」と青い鎖付きのWORK表記。背景はやわらかいグラデーションと光の粒で、思考整理と仕事へのつながりを示している。 仕事と思考整理
Clarte
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仕事で起きる認識のズレは、
頭の中の情報が整理されていない状態から始まります。

毎日仕事に追われていると、そんな優雅な時間はまず取れません。

もちろん、落ち着いてブレインダンプをするのも良いと思います。でも、私が実践しているのは、職場の隙間時間に行う「10分ブレインダンプ」です。

今回は、ズボラな私でも続いている「走り書き整理術」と、その後のちょっとしたコツをご紹介します。

仕事のズレを減らすための思考整理

仕事の情報は、
タスク・指示・優先順位が混ざった状態で存在しています。

この状態では判断が遅れ、
結果としてズレが発生します。

実践に必要なのは、「10分」と「3つの道具」

まず、時間は「10分」と決めます。

仕事中に長い時間は取れませんし、制限時間がある方が余計なことを考えずに手が動きます

用意する道具は、この3つだけでOK。

  • 裏紙:A4サイズがおすすめ。ぐちゃぐちゃに書いても気にならない。
  • スマホ: タイマーとして使用。
  • ペン(2色): 書き出し用の黒と、仕分け用の赤。
職場のデスクを16:9で撮影した写真風の画像。パソコンのモニターとキーボード、社内用の固定電話が置かれ、左右には適度に積み重なった書類の山がある。机の中央には裏紙のメモ用紙が広げられ、その横に赤と青の2色ペンが並んでいる。手前にはスマートフォンが置かれ、画面には「10:00」と表示された10分のタイマーがセットされている様子が写っている。全体として、実際の職場の作業途中の空気感が伝わる構図。
※イメージ画像です

本当に、これだけ。特別なものは一切いりません。準備ができたら、さっそく10分測って始めていきましょう。

Clarte流:10分ブレインダンプの3ステップ

私のやり方は、綺麗さゼロの「実戦形式」です。

STEP 1:書き出し(黒ペン)

スマホのタイマーを10分にセットしてスタート。
頭にある「気になっていること」を、裏紙にひたすら走り書きします。

  • 字は汚くてOK: 自分さえ読めればミミズ文字で十分。
  • 感情は書かない: 以前は愚痴も書いていましたが、仕事中は「やらなきゃ」と思っていることだけを出します。
  • 仕事以外のこと: 「あ、洗剤買わなきゃ」とかが浮かんだら、紙の隅っこ(余白)に追いやります。

途中で「書くことなくなったかな?」と思ったら、終了するもよしですが、私は、少し絞り出してみると出てくることが多いです。
逆に時間が来たら、途中でもスパッと終了します。

STEP 2:仕分け(赤ペン)

書き出した文字の横に、赤ペンでマークをつけていきます。
書き写す前に、この紙の上で「いつやるか」を決めてしまいます。

  • 「今日」
  • 「明日」
  • 「今週」
  • 「今月」
  • 「未定」(やらなければいけないけど期限はないもの)

これだけで、ただの文字の羅列が「実行可能なリスト」に変わります。

A4用紙の裏紙に走り書きされた手書きメモの写真。黒字と赤字で書かれているが、全体に強めのモザイクがかかっており、文字が書いてあることは分かるものの内容までは判読できない。紙はややしわがあり、机の上に置かれている。
※実際にクラルテが書いたものを加工しています

STEP 3:転記&ポイ捨て(ここが重要!)

以前は、ここで終了していたのですが、最近書き出した内容を、「見える化」するアイテムを導入しました。

ここで登場するのが、100均で買ったこの2つ。

  1. カレンダー型のホワイトボード
  2. 家族の予定が書けるようなカレンダー(※以下、家族カレンダー)

赤ペンで仕分けた内容を、ここに転記します。

  • 自分の期日がある仕事: ホワイトボードのカレンダーへ。
  • 誰かに任せる仕事: 家族カレンダーの「自分以外の名前」の欄へ。

ここがポイントなんですが、私の場合は同僚の欄にも勝手に書きます(笑)。
これは誰かにお任せできる仕事だ」と気づいたら、迷わず人の欄へ。
もちろん後で伝えますが、こうして可視化することで、「私が全部抱え込まなくていい」と自然に思えるようになりますし、忘れてしまいがちな指示も明確になりますよ。

転記が終わった裏紙は?
「おーわった!」と心の中で叫んで、ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱へポイッ!
この瞬間が一番スッキリします。
(実際は仕事は残っていますが、頭の中の整理は完了した合図です)

「そもそも、ブレインダンプってどんな効果があるの?」 そう思った方は、ぜひこちらの記事で基本をチェックしてみてくださいね!

職場ならではの「中断」対策

この作業をしている最中、一番気にしているのは「中断」です。
頭をフル回転させている時に「ちょっといいですか?」と中断されると、それまで考えていたことが一気に飛びます。

なので、私は「極力中断される可能性が低い時間」を狙っています。
始業前の10分や、お昼休みの最後など。
今から10分は私だけの時間」と決めて、集中して書き出すのがコツです。

※とはいえ、どうしても中断してしまうこともあります。そんな時私は、それまでに書き出したことだけで終わらせています。

ブレインダンプは、毎日やらなくてもいいので、「また整理したくなったらやればいいや」と思えるところがズボラな私でも続けていられる理由だと思います。

【本音】私がこのやり方を、自分からは勧めない理由

ここだけの話、私はこのやり方を自分から人に勧めていません。

なぜなら以前、やり方を聞かれて説明したときに「すごいねー」「私には無理だわ」と言われたことがあったからです。

でも、それでいいと思っています。 「本当に変わりたい」、「忘れてたで済ませたくない」と思って行動する人だけの、秘密の武器でいいと思っているからです。

まとめ

「キラキラした手帳術」とは程遠い、かなり泥臭いやり方かもしれません。
でも、この「裏紙」と「100均カレンダー」を使った方法は、私にとって何よりも頭がスッキリする、脳の片付け術なんです。

頭の中で「あれもこれも」とグルグルしている状態が一番疲れます。
まずは10分。裏紙に全部吐き出して、ホワイトボードに貼り付けてみてください。

今日のタスクはこれだけでOK

そう思えた瞬間、気持ちが楽になりました。
思考を外に出すことで、仕事のズレは整理できます。