今日は少しだけ、仕事モードで書きます。
うちの店には、まだ本格的に社会に出る前のスタッフから、子育てがひと段落して社会経験のあるスタッフまで様々な年齢の人がいます。
学生の試験前なら休ませるし、学校の都合で少し遅れるのも毎回でなければ許しています。体調不良であれば無理はさせません。
私は、どちらかと言えば甘い方だと思います。でも、ひとつだけ強く言っていることがあります。
「嘘だけはつくな」
優しくすることと、基準を下げることは違うからです。
1. 言葉は丁寧だけどその先の行動は…?
『今日は〇〇をお願いね』
「わかりました!」
あるいは、
「休ませていただきます!!」
言葉としては丁寧です。でも、その一言で「自分の役割」が終わったわけではありません。
「わかりました」と言ったのなら、時間内に言われたことを終わらせられるか?または、やむを得ず終わらせられないのであれば、指示を仰ぐ or 次の人に伝達することができるか?
「休ませていただきます!!」に関しても、固定シフトで入っている以上、その時間帯には責任があります。
休むこと自体は、人間だから仕方のないことです。なので、「必ず自分が休む時には交代要員を見つけて」なんて言うつもりはありません。
ただ、
- その穴を誰が埋めるのか(急な休みほど、代わりは見つからないのが現実)
- いつも一緒に入っているメンバーにどんな負担がかかるのか
を、少しでも考えることが「責任」だと思っています。
私は、自分が代わりに出ること自体が嫌なわけではないのですが、(正直、私にも予定はあるので嫌な時も無理な時もあります)
理由がわからないままの急なお休みなどが続いて、信用が少しずつ削れていくことのほうが怖いんです。
信用は、積み上げるのにはとても時間がかかるけれど、崩れるのは一瞬だと思っているからです。
だからこそ、信用が崩れるようなことをして欲しくないし、私自身もまた、してはいけないと思っています。
2. 年齢は関係ない。今のうちに伝えたいこと
以前、仕事を教えてくれている先輩に「はいはいはい」と、軽く感じる返事をする人がいました。
全く悪気はありません。
その人の口癖だったのだと思います。
でも、その返事は社会に出たとき、または転職したとき、その返事がその人にとって損になってしまうのではないか、と私は思ったので、そう伝えました。
叱りたいわけではないんです。正直、我が子くらいの年齢の子や、私よりも年配の人にどこまで言って良いのか?迷う時もあります。
ただ、その人が社会に出たり、他の職場へ行ってから嫌な思いをするよりも、今気づけるならそのほうがいいと思ったんですよね。
私のその考えが、正しいかどうかはわかりません。
でも、何も言わずに見過ごすことが本当の優しさだとも思えないんです。
私なりの優しさとは、少し嫌な役目でも、この先のその人が困らないように今伝えることでした。
3. 「仕方ない」と「仕事として必要」は別
体質や事情により、お客様に不安を与えてしまったり、誤解させてしまう場合があります。
やむを得ない事情なので仕方のないことですし、「こうだからダメ」なんて思ったことも言ったこともありません。
でも、接客業で食品を扱う以上、最低限の対策は必要だと思っています。
それは、その体質や事情への否定ではなく、職業としての基準の話です。
私は、理不尽な見た目に対しての、お客様からのご意見なら全力でスタッフを守ります。
でも、お客様に実害が出る可能性があると判断したら、対策は求めます。
「事情があるんだから仕方ない」そう思って、何も言わない方がラクです。
でも、外で何度も同じようなご意見を受けて傷つく前に、私との間で話し合い対策を立てた方が、結果的にその人を守ることになると思うからです。
「仕方ない」と基準を下げるのではなく、「仕事として」の責任を伝えることも一つの優しさだと思っています。
まとめ
優しさと責任を両立させてこそ、人は育つのだと思います。(私自身にいちばん言えることです)
私は今日も、言葉だけではなく行動を見ます。その人が自分の信用を大事にできる人になるかどうか…。そして、逆に私が周りの信用を大事にできているかどうか…。
もし今、店長やリーダーの立場で「どこまで優しくするべきか」と迷っている方がいたら、私流の優しさが良くも悪くも参考になったら嬉しいです。



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